ターナー透明水彩のドットカード(国内色版)を塗ってみました。
使いやすそうなベーシックな色がしっかりあります。マヤカラーは不思議な質感で塗れて面白い。
今回はターナーのドットカードと、自分用に作った色見本を紹介します。
なお、画像はスキャンのものですが、後半にはスマホのカメラで撮影したものも掲載しています。
国内色と海外色?
ターナー透明水彩には、国内版チューブ(5ml)と、海外版チューブ(15ml)があります。
ターナー透明水彩はもともと海外のラインナップがメインだったようで、海外では148色展開されています。
そのうち54色は国内色(日本色)として国内向けにも販売されているため、5mlチューブと15mlチューブの両方が存在します。
残りの94色は海外限定カラーですが、特に大きな画材屋さんでは、海外限定カラーを含む海外版の全148色を取り扱っていることがあります。
国内版:カラーチャート | 透明水彩絵具 ターナー色彩株式会社
海外版:WATER COLOUR | TURNER COLOUR WORKS LTD. (英語のサイトです)
今回この記事でレビューするのは、国内色54色のドットカードです。
海外色94色のドットカードもあります。こちらは個性的な色が多いです。
ターナー透明水彩54色ドットカード
塗ってみました。お魚のかわいいドットカードです。
使いやすい色ばかりのラインナップだと感じました。絵具をあまり持っていない方は、この中から揃えていくのがおすすめです。
溶けやすく塗りやすい色がたくさんあり、初めての人も使いやすいかと思います。
マヤカラーは発色はやや控えめなものの、独特の色味や質感が面白いです。
全54色見本
ターナー透明水彩の国内色54色の色見本です。1ページ20色ずつ塗っています。
色名や顔料の情報はターナー公式のカラーチャートのページを参考にしています。
黒・赤〜黄〜緑系
鮮やかでしっかり発色する色が多いです。
その中でもパーマネントスカーレットは特に鮮やかで、綺麗な色です。
サップグリーンはかなり草っぽい感じの色で、好みです。
ニュートラルチント、ペインズグレーは色味もしっかり感じられ、使いやすそうです。
緑〜青〜紫〜茶系
オリーブグリーン好きです。
ウルトラマリンはあまりザラザラしてないので、粒状化が控えめなウルトラマリンを好む方におすすめ。
プルシャンブルーは一色での濃淡の幅が広く、かなり深い色も出せます。
オペラはとっても鮮やか。
茶色・白・マヤカラー
茶色系の中で特に気になったのがブラウンマダー。茶色の中ではかなり赤っぽく、好みの色合いです。混色にも使ってみたい。
マヤカラーはどれも独特の色で、ちょっとムラというか質感が出やすい感じです。
マヤカラーの中ではマヤブルー推しかな。とても綺麗な色です。
スマホのカメラで撮った画像
グレーの画用紙を背景に、スマホのカメラで撮影した画像です。
色味の確認に役立てば幸いです。
使いやすい色が多い
今回ターナーのドットカードを塗ってみて、使いやすい色が多いと感じました。
ターナー透明水彩のドットカードは、今後どんな色を買おうか考えるのにとても参考になりました。
かわいいドットカードで塗るのも楽しかったです。
12色セットも気になります。