ターナー透明水彩のドットカード(海外展開のみの色)を塗りました。
変わった色や個性的な色も多く、パステルカラーやキラキラ色もたくさんありました。
今回はターナーの海外色のドットカードをレビューします。
1枚目が普通の絵の具、2枚目がキラキラ絵の具だったので、それぞれ分けて紹介したいと思います。
国内色と海外色?
ターナー透明水彩はもともと海外のラインナップがメインだったらしく、海外では148色が展開されています。
今回紹介するのは、148色のうち海外限定カラーの94色です。
これら94色を購入するときは、15mlチューブで買うことになります。
日本国内でも大きな画材屋さんならば、海外限定カラーを含む海外版148色を取り扱っていることもあります。
国内版:カラーチャート | 透明水彩絵具 ターナー色彩株式会社
海外版:WATER COLOUR | TURNER COLOUR WORKS LTD. (英語のサイトです)
ターナー透明水彩全148色のうち、54色は国内でも販売されています。
国内版は5mlチューブで、こちらは国内の画材屋さんでも入手しやすいです。
使いやすい色が多いため、まず色を揃えたい方は国内色を探してみるのがおすすめです。
ドットカード1枚目はカラフルな絵具61色
こちらがターナー透明水彩の海外展開色のドットカード(1枚目)です。惑星柄がかわいい。
黒やグレーがたくさんあるように見えます。
この画像及びこれから紹介する色見本は、スキャンの画像です。
白はキラキラシリーズと合わせて黒画用紙に塗ったので、記事の終わり近くにあります。
色見本1(004〜070)
ターナーイエローグリーンは明るく綺麗な黄緑です。
テールベルトは好きな色味ですがあんまり色が伸びなかったです。
緑〜青系は粒状化の色が多いような気がします。
コバルトグリーン、コバルトターコイズ、コバルトブルーディープ、ウルトラマリンディープ、マンガニーズバイオレットは粒々の質感を感じます。
国内色にウルトラマリンがありますが、そちらに比べてウルトラマリンディープはしっかり粒状化しています。
色見本2(080〜312)
2枚目は個人的に好みの色が多いです。
大人っぽくておしゃれなターナーマルーン、すっきりしたレモン色のハンザレモン、深いインディゴ、インディゴのような渋い色合いのインダンスレンブルー、セピアがかった雰囲気のあるチャコールグレーなど、好きな色がたくさんありました。
マースバイオレットも好きな色です。粒状の質感があります。
色見本3(323〜399)
3枚目はパステルカラーもたくさん入っています。
クローブ、スプラウト、フレッシュウォーター、ペールウィステリア、ジョンブリアン(イエローシェード、レッドシェード)などは、白を含む感じが強いパステルカラー系の色です。
クローブとスプラウトは色味が渋く、パステルカラーというかくすみカラーというか?渋かわいい色です。
フレッシュウォーターすごくいい色です。
391キナクリドンバーントオレンジ〜396キナクリドンパープルは、溶けやすくしっかり色がつくのがいいです。
モス、エバーグリーンは複雑で深い色味が魅力的です。
スマホで撮った画像
スマホで撮影した画像です。色味を確認していただければと思います。
ドットカード2枚目はキラキラ絵の具33色
ターナー透明水彩の海外展開色のドットカード(2枚目)です。黒が多めの惑星柄。
こちらはスマホで撮影した写真をメインに掲載します。
スキャンもしてみたのですが、スキャンだと全くキラキラしません。
記事後半にスキャン画像も添付します。
背景は白と黒で悩んで両方塗ってみたので、キラキラの参考になれば嬉しいです。
メタリックカラー14色
メタリックカラー14色の色見本です。
黒の画用紙に塗るととてもキラキラして綺麗です。
白に塗るとメタリックという名前の雰囲気、金属系の色味に感じます。
例えるならピカピカの10円玉にラメをたくさん散りばめるような感じ?
白でももちろん綺麗ですが、黒の方が映えそうです。
カラーパール12色
カラーパールシリーズは、今回のターナーキラキラ3種の中だと一番好きです。
カラーパールシリーズの一部の色は、黒背景だと色の違いが分かりにくいので、白っぽい背景がおすすめです。
白い画用紙だと、パール感とかわいい色味がしっかり見えるのがいいです。
写真だと分かりにくいですが、黒だけでなく白の方もとてもキラキラしています。
インターフェアレンスシリーズ7色+白
インターフェアレンスシリーズと、普通の絵具の白です。黒背景に塗るためここに白が入っています。
インターフェアレンスシリーズは、白い紙の上だとほとんど見えないので、黒画用紙のみ塗りました。
カラーパールシリーズに近い感じですが、こちらの方が白っぽく輝いているように見えます。
不思議なキラキラ絵の具です。
スキャンした画像。全然キラキラしない
スキャン画像です。全然キラキラしません。
海外色は個性的な色が多い
今回ターナーの海外展開色を塗ってみましたが、個性的な色が多いです。
変わった色や複雑な色味、パステルカラーやキラキラなどの面白い色がたくさんありました。
国内色は溶けやすくはっきりした色、ベーシックな色が多かったのとは対照的です。
珍しい色や個性的な色を探している方に、ターナー海外色はおすすめできます。
普通に使いやすそうな色は国内色に多いので、はじめに絵の具を集めるならそちらがおすすめです。